夢のようで夢じゃない、ただの私の願望です
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Wish on a Star 3
category: - | author: 蛟 双燿
 最初はトムの様子をじっと観察していたが、5分も経つとそれにも飽きてきて私はこれからのことを考えることにした。これから私はなんとしてでもダンブルドアに会ってホグワーツの5年生に編入してもらわなければならない。最終的な目標はしっかりわかっているものの、勉強面や生活面など、考えなければならないことはたくさんあった。


Wish on a Star 3


 私は、今がハリーが5年生になる手前の夏休みだとわかっているように、自分が魔法を使えるとわかっていた。なので、原作に載らなかった呪文はわからないが、それ以外のものなら杖の振り方さえ練習すれば使えるはずだ。『呪文学』や『変身術』、『闇の魔術に対する防衛術』など、実際に杖を振る授業に大きな問題は無いだろう。しかし、『魔法史』や『魔法薬学』などはそういうわけにはいかない。ダンブルドアに何とか上手く取り計らってもらえるよう頼めるだろうか。アルバス・ダンブルドアは人を信じる人だから、「異世界からやってきました」何て突拍子の無いことを言っても解ってくれるだろうと思う。
 次に生活面(というよりはむしろ金銭面)の問題だが、『夜の騎士バス』の乗車賃やローブを一着買うくらいのお金なら短期間のバイトでも稼げるだろうが、杖や大鍋など、ホグワーツの授業に必要なものを買うお金はどうすればいいだろう。今が夏休みのどの時期かまでは流石にわからないのではっきりとは言えないが、何十ガリオンもの大金を稼ぐのは少し、いやかなり厳しいかもしれない――。

 そこまで考えたとき、突っ込みっぱなしだった顔をようやく暖炉から出したトムが、笑顔でこちらに歩いてきた。この笑顔ということは、もしかしたら見つかったのかもしれない。
「よかったですね、お客さま。『オリバンダーの店』のオリバンダーさんがアルバイトを雇ってもいいと言ってくれています。給料などは直接会って話したいそうで。どうされますか?」
どうするもこうするもない。私は一も二もなく頷いた。
「よかった!ありがとうございます、トムさん!」
思わずトムの手を握りしめた私に、トムは「頑張ってください」と激励してくれた。そしてなんと、その格好じゃ不都合があるだろう、と、少し古くてぶかぶかだがローブ一式も貸してくれた。なんて親切なんだ。

 至れり尽くせりで感謝を通り越して何だか申し訳なく思いながら、私はトムに手を振り『ダイアゴン横丁』へ戻った。
 日はだいぶ昇り、思ったとおり活発な開店作業の音が聞こえてきた。解決できるかわからない問題はひとまずおいといて、私は意気揚々と紀元前三八二年創業の高級杖メーカー『オリバンダーの店』へと向かった。
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